学校紹介 2024年11月06日

【研修旅行】ドバイコース（広島なぎさ高等学校）

ドバイコース

＜1日目＞

ドバイコースは移動の1日でした。広島駅→博多駅→福岡国際空港→仁川国際空港→ドバイ空港到着。24時間以上の活動をしました。ドバイはやはり遠いです。

＜2日目＞

遠いドバイに到着したドバイコース2日目の生徒たちは、最初にジュメイラモスクを訪れ、イスラム教について学びました。礼拝の時間や方法などを直に聞くことで書物で習ったものが体験に変わり実感がもてるようになりました。心が洗われたという生徒もおり、宗教の清廉さや荘厳さを味わえたのではないでしょうか。イスラム教やUAEの歴史を学んだ後、ドバイの伝統的な地区を散策しました。そして、ブルジュハリファ、ドバイマウンテン、ドバイモールと、ドバイの「世界一」「世界初」への飽くなき探求心と大胆かつ斬新なアイデアを体感しました。

ドバイに来たらコレ！という世界一高い建物のブルジュハリファ。こちらの124、125階へ上がります。予約の時間に入場し、約１分で125階へ。着いたそこは地上425mの世界。遮るものもなくパームジュメイラやバージュアルアラブもいつもよりキレイに見えました。

ドバイコースの2日目の昼ご飯は、シェイクムハンマド文化理解センターでのカルチャーブランチセッションでした。アラブの食事の方法を学びながら食す本格的なもので、いかに右手だけで食べるかを実践しました。

＜3日目＞

ドバイコースの3日目は、高名な書道家であるウダイ先生からアラビア書道を習いました。苦戦しながらも楽しい経験になりました。

その後、世界一綺麗だと言われるスターバックスに行き、メトロに乗ってEXPOの会場跡地を見学しました。

パームジュメイラへ先端のアトランティスまで行き、モノレール体験をし、少し高い場所からヤシの葉部分を見ました。パームジュメイラの成り立ちを施設で見てから展望台へ。52階、地上約240mからパーム全体を一望しました。壮観な眺めに生徒たちは魅了されていました。

＜4日目＞

ドバイコース4日目の午前中は、エティハド航空フライトトレーニングセンターでフライトトレーニングの体験をしました。

＜5日目＞

10月15日(火)、ドバイコース5日目はヘマヤスクール学校の朝礼に参加し、授業見学など学校1日体験をしました。

＜6日目＞

ドバイコース6日目は、経済特区へ。貿易のみならず意欲的に挑戦するDPワールドの活動についてプレゼンテーションをしていただきました。生徒たちにとってはやや難しい内容でしたが、懸命に理解しようと頑張りました。

その後、試験的に取り組んでいるボックスベイと言われる新しいコンテナ取り扱いシステムを見学させてもらいました。開明的なシステムはオーストラリアとドバイで試験展開しており、これがドバイで2027年に実用化するように動いています。コンテナ取り扱い数が世界屈指のドバイがこれからの流通をリードすべく改良を重ねていることに感心しました。

次にモハメッド・ビン・ラシッド・スペースセンターへ向かいました。ここはドバイの宇宙政策の中心にあたる場所です。ドバイのこれまでの実績と未来への取り組みについて説明を受けました。こちらも、内容は難しかったのですが、生徒たちは中身を把握し、積極的に質問して理解を深めていました。

ドバイコースでお世話になった現地ガイドの方から、ヘマヤスクール学校での様子(←その時に様子はこちら)が現地のデジタル新聞に出ていますよと教えていただきました。
交流する本校の生徒の様子を見て、ぜひ、ヘマヤスクール学校の生徒たちが日本を訪れ、本校との交流を継続し深めたいとのことです。「いにしえのドバイを学ぶ」「近代都市ドバイを学ぶ」「砂漠での生活体験」「イスラム教とアラビア語を学ぶ」「多国籍の人々との交流」「同世代の人々との交流」「ドバイの中のにほんを感じる」の7つの柱で構成されたプログラムは、事前学習での準備と現地での体験、帰国後の事後学習によって自分の人生に活かせる深い学びに変わります。それは、事後学習で話し合っている生徒たちの発する言葉、表情からもわかります。
今回特に「同世代の人々との交流」が発展し深まっていくことが楽しみです。

さらなる交流を！！