受験HOWTO受験HOWTO 2022年06月22日

【広島:2023年度入試】高校受験の「自己表現」って何?

【広島:2023年度入試】高校受験の「自己表現」って何?

この記事では、2023年度(令和5年度)からはじまる広島県公立高校入試の制度改革の内容を扱います。

(※令和4年1月広島県教育委員会発表 自己表現を行う生徒のみなさんへ より。)

1.『自己表現』って何?

1.1 自己表現について

広島県の新しい入試制度の目玉となる『自己表現』(じこひょうげん)は、自分はどんな人か中学校3年間での取組みなどを、高校の先生に発表する試験です。
入試の2日目に受験者全員が行います。

今までは、中学校の先生がみなさんの学校での取り組み(例:特別活動・スポーツ・文化・ボランティア活動等の記録)を調査書(内申書)に書いていました。
しかし、これらは学校外の取り組み(趣味・個人活動・クラブチーム活動など)は入らないですね。あくまで学校に通っている中でのものであり、みなさんの取り組みのごく一部です。新しい入試制度では、生徒の皆さんが自分自身でアピールすることで、よりみなさんの魅力が伝わる入試制度を目指しています。

1.2 中学3年生(15歳)のみなさんに身につけてほしいこと

新しい入試制度に向けて、中学3年生までに身につけてほしいことを、広島県の教育委員会は示しています。
それをおさらいすると、①自己(=自分)を認識する力 ②自分の人生を(自分で)選択する力③表現する力 の3つです。

わかりやすく言い換えてみると、①は、自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど自分自身に、どれだけ目を向け気付いているか?ということです。
②は、自分の夢や目標やりたいことなどについて、自分で考え選び、最後は自分で決める
ということを、中学校生活の間にどれだけできているか?ということです。
③は、自分自身のことや自分の意見などを、相手に理解してもらえるように伝えることができているか?ということです。

自分のことを見つめられているか?興味や関心を深めるためにどういった体験をしているか?また、それらを他人に伝えるときに工夫ができているか?ということです。

2.表現方法の工夫って?

相手がみなさんのことを理解するために、(相手や場面に応じて)言葉の使い方や表現の仕方を工夫することが大切ですね。
とはいえ、高校入試の本番で「どこまでやっていいのか?」は気になるところですよね。この点も、広島県の教育委員会から示されている資料がありますので、確認していきましょう。

2.1 どんな方法で表現しても大丈夫!はホント?

どんな方法で表現しても大丈夫なのか?は本当です。
例えば、歌や楽器の演奏も可能です。

2.2 禁止されていることはないの?

他の受検生(=受験生)に影響があることや、安全面で問題があること、は実施できません。
その他には、教室(=入試本番の教室)内で実施できないことは実施できません。
これらを行いたい場合は、タブレットやICT機器の持ち込みはできるので、動画や写真画像などを準備すると良いですね。


例 (影響があること)大音量で楽器や歌を披露する など
  (安全面)薬品などを用いた実験行為や食品の試食 など
  (実施できないこと)荷物が大きすぎて自分で運べない ボールを使う など

表現できるかな?実施できるか?持ち込みできるか?など不安がある場合は、広島県教育委員会のHPの自己表現についてQ&Aを見てみよう! → Q&Aはこちら

3.【まとめ】

『自己表現』には3つのポイントがあります。

①15歳に身につけてほしい力を理解する
②自己を認識する力、人生を選択する力について考える
→『自己を認識する力』『人生を選択する力』とは?(近日記事公開予定)
③表現の工夫は、実施できないものもあるので注意する


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