受験HOWTO受験HOWTO 2022年06月22日

【広島:2023年度入試】自己表現 点数はどうやって決まる?

【広島:2023年度入試】自己表現 点数はどうやって決まる?

この記事では、2023年度(令和5年度)からはじまる広島県公立高校入試の 制度改革の内容を扱います。  

1.『自己表現』に重要な3つの観点とは

新しい入試制度に向けて、中学3年生までに身につけてほしいことを、広島県の教育委員会は示しています。
それをおさらいすると、①自己(=自分)を認識する力 ②自分の人生を(自分で)選択する力③表現する力 の3つです。

それぞれを詳しくみると、

①自己を認識する力
=自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど、自分自身のことを認識することができている

②自分の人生を選択する力
=自分の夢や目標、自分がやりたいことなどについて自分で考え、選択し、自分の意思で決めることができている

③表現する力
=自分自身のことや自分の意見などを、相手に理解してもらえるように、相手や場面に応じて、言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら伝えることができている。

『自己表現』の評価は、この3つの事柄(=観点)について行われます。

2. 『自己表現』の試験について

試験日】自己表現の試験は、高校入試の2日目に行われる予定です。
(※令和5年度入試は、2023年2月28日の予定です。予備日は翌3月1日)

【形式】生徒1名:先生2名~3名

原則として個人ごとの面談にて行われます。
生徒1名(=受験生)に対し高校側の先生(=検査官)は2名〜3名です。
先生の数は高校側で決めることができますので学校によって異なるでしょう。

【時間:合計10分間】自己表現5分+先生からの質問3分+入退室2分

自己表現の試験は、生徒1名あたり10分間となっています。
実際に自己表現を行う持ち時間は5分となっています。5分間の持ち時間の後に
学校の先生からの質問時間があります。(約3分間)
入退室の時間を加えて、生徒の持ち時間は10分間となっています。
※ただしこれらは、学校や志願状況により前後する可能性があります。


【配点】検査官1名あたり15点満点(3観点×5点満点)

学校の先生は、下の評価表をもとに自己表現の採点を行います。
(※評価の観点・評価の基準は全校共通です。)
評定は、4点を基準とし、自己表現の内容によって観点ごとに評価が決まります。
各観点で必ず3点はもらえます。生徒の皆さんの点数は9点〜15点のいずれかになります。
学校の先生(=検査官)からの質問に対する生徒(=受検者)の回答も評価に含まれます。

自己表現の配点・配点の比重は各学校の入学者選抜実施内容シートにより公表されます。

3.【まとめ】

『自己表現』には3つのポイントがあります。

①3つの観点が重要!

②先生の数(=検査官)は2名〜3名!③配点は検査官一人当たり15点!
※配点・配点の比重は各学校の入学者選抜実施内容シートにより公表される

→『入学者選抜実施内容シート』とは?(近日記事公開予定)


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